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今日も気分で景観を考えてます!
by hayashi_kentarou
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滅私奉公と公私混同
【↓こんなペンを自分で持っていたりして、ビックリ。やってもた!
場合によって使い分けている模様。外でメモを取るときは、たいがい、これ。
何となく買って、使い方は後から決まる、なんてことが実は本質的かも。】
滅私奉公と公私混同_b0022140_1184064.jpg

(→続き。)(体系的って?そんな無計画な夏休みのはじまり、はじまり!)
で、そんなことが有った翌日、話し合いの見学に行く。
「みんなで何かをやろう」、みたいな話し合い。
ちょっとスゴいな、カンシンかんしん(=感心関心)と見学へ行く。



大学の研究室みたいな意図して集まった訳でもない集団は、
意見や議論を共有していることもある。
それに気がついて
そのクオリティを上げよう!なんてことに気がついたんだな
と、思うとナカナカすごいな、と思い見に行く。

普通、こういうのは上の立場の人から
「みんなで話し合ってみなさい」的な強制命令のもとやっている場合が多い。
(はじめは嫌々やっていても
そのうち、みんなで話し合う機会を有意義に活用すればいいんだな、
位のことに
気がつき始める人も居るもんで、切り替えて考えられればそれでよし。
やらされている→やっている、と思えるような事を始める
きっかけ作りは大切、気がついた人はよかったね!みたいな感じ、か。
仕事の場合は前提がちょっと違うだろうけど。)

で、話し合い見てみると、それなりに議論が進行する。

議論のうちに皆で集まる動機付けが明確になったりとか、
話し振りから乗り気じゃない人は誰かとか、
淡白な意見をいう人は
議論する事自体がどうでもよく、帰宅したいんだなみたいな
雰囲気がそれぞれに伝わり、なかなかに良い。
軋轢も必要だ。

こういう話し合いはノってくるとナカナカ終わらないものだ。
「もっと話すべき事が有るな」、と散会しても誰かをつかまえて話している人が
チラホラ見受けられるもんだが、そうでもなかった。

何か「牽引力」として、
話し合いに参加していた者に「切実な何か」という
身に迫るリアリティはあったかということが思われた。
この部分を共有していない限り、この手の集まりは烏合の集なのである。
会社なら仕事だから分かり易くていいなぁ。
(まぁ、みんなで何かをやる理由が「切実さ」じゃなくても全然いいんだけど。)

実際には個々人で問題を解決することもできるので、
身に迫るリアルさが希薄な事も多い。
スタンドプレーヤーは悪いやつだ、なんてことは無もんで
皆で何かをしなくてはならないということは全然ない。

皆で何かをやるときには
「牽引力」や「駆動力」どう働かせるかのか、が問題だと思う。
funとかjoyがbetterだと思う。
遊びと学びは接点を持っていて、結果として
創造的な結果に結びつくことも多いと思う。

逆に、目的を設定してみんなで話し合いをやっているだけでは
全然目的を達成できない事の方が多く、プロセスを重視しているなんていう
オベンチャラは聞き飽きてしまった、
結局は個々の実践なんだもんよー。

この点はもっと知らなければならない。
僕は基本的にスタンドプレーヤーなので
差し迫った問題でもないのだか、皆で何が出来るのかは気にもなる。
自分がいる環境によって
自分に何が出来るのかが決まってくる事もあり、
環境に働きかける事も大切な事なのかもしれない、とも思う。
そういう意味での環境作りには賛成。

後付けでシステムとして成り立っていたなんて言っても別に、イイ。
本を買い続けていて、気がついたら参考文献としてレジュメに付けている
なんてことが日常茶飯事。
そんな道楽をまた始めようかな、なんて思うこの頃。
幸いそんな雰囲気の研究室に身を置いているし
もう 景観シニア って書いてあるもんな、老いたもんだ。
なにか、仕掛けてみてもいいのかも。

公私混同は滅私奉公になりうるのか。
趣味を仕事に。
どんな関わり方ができるのかは違えど、本気でやらない事には
何事も面白くないという質だから仕方ない、遊びは本気で!
by hayashi_kentarou | 2005-07-30 11:06 | 景観
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