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【↓伏見稲荷の参道から少し外れると、こんな山の中。】
ココ最近の日曜美術館で 空間的な事柄を取り上げることが多くてうれしいですね 今回は、クリスト&クロードでしたが、解説者が、北川フラム氏でした。 越後妻有アートトリエンナーレ総合コーディネーターのをやっておられる方。 北川さんの解説で 「芸術とは都市や自然と関わり方の技術だ」とおっしゃっていたいました。 唸らされてしまうなぁ、と思うところです。 そのほかに、クリスト&クロードの作品の傾向について話されているところも 面白かったですね。 歴史的なものを布で包み 見るものに中にあるものの持つ意味を再考させる作品は (→WRAPPED REICHSTAG) 流行のリノベーションに通じるところがある手法のように思えます。 一方、自然に対しては、少し付け加える手法を用いることが多い。 (→The Umbrellas) これには某KDセンセーのおっしゃるところの 二元対峙の面白味を感じますね。 二元対峙の面白味について 彼らの手法や、作品の実現に向けての活動には、 筆を手に、キャンバスに向かって唸っているような一般的な芸術像より 編集者のような姿を垣間見る気がします。 こんな、働きかけるようなやり方で、仕事をしてみたいなぁ、とか思ったりして。 はてさて、そんなクリスト&クロードの作品ですが 今回のThe Gateでは、布がゲートから下げられて風にたなびいたり 日光を透過する様が美しく思えました。 それこそ、 風にたなびく布のドレープの形状など、 ランダムに現れる形状と言えるのかもしれません。 最近、卒業研究のテーマを先生に相談に行ってきたのですが、 このあたりから、手をつけてみようかと思っているところです、はい。
by hayashi_kentarou
| 2005-03-18 22:07
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