人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今日も気分で景観を考えてます!
by hayashi_kentarou
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フォロー中のブログ
以前の記事
最新のトラックバック
ツイ口が慣れちゃって
【↓大学のサークルのクラブセンターそばに、大きな木と水銀灯がある。

白い光に照らし出される青々とした木葉、これにドコで出会っても
とっぷりと夜が更けるまで、クラブセンターでサークルのことに
明け暮れた日々を、ボクは思い出す】
ツイ口が慣れちゃって_b0022140_5281838.jpg

(ゼミ対策#5)
うーん、体験って言うものを少し考えてみようかなと
ちょっと、説明っぽい文章になりますが。



大学の先生達は、見てて飽きない人が多いです。

例えば、留学経験のある先生は、説明するとき、英語が混じります。
日本語の中で
唐突に名詞や動詞が英単語になって現れるというケース。

しかも、イントネーションが正確すぎる(笑)
日本語ではありえないイントネーションになっている場合も多いので
一瞬、何て言ったのか聞き取れなくて、考えてしまうことがあります。

流石に単語を自分なりに声を出し
自分に綴りやすい音で暗記していた(恥)
元受験生とは訳が違う

言葉の体験も含めて、何かを体験するということは
本当に、体をすりつけるようなことなんだなと思います。
よく「手探りで」なんていう。
体と何かが実際に接触している。

まさに、耳探りの生活が続いたのでしょう、若かりし日々の先生達は。

「体に染み付いた」というわけですね。
ネイティヴというか、原発音とでも言うか・・・。
まぁ、無理やり『原風景』という言葉に置き換えたいのですが。

「空間の経験」を読んでいると
空間の認知もまさに手探り、足探り、耳探り、鼻探り、目探り。
懸命にランドマークとなる環境(触感・音・匂い・形)を探し、
構造化し認知するそうです。
このことを、『空間』から『場所』への転化と考えることが出来る
情報の体を通じた、空間への『定着』です

(ボクが、初めて訪れる場所で、「風景写真」ではなく
「モノ単体」を写真に収めていたことが多かったのですが、
それは、ボクが空間を構造化して認知しようとしていたからでしょう、恐らく。)

そういった意味で、空間を考えたとき、
空間の構造化を経ていなくて、これからだという人がいる。
そういう人達の『体験=イメージ』の定着の部分にどうにか介入していくことを
デザインしてみるというのも
ランドスケープ・建築のデザインのように思えます。

逆に、すでに定着しているイメージを覆す試行をするということも
「異化」をという発見を誘発することに繋がるように思えます。
この点で、地元住民の人々への働きかけなども考えられます。

このあたりから、オブザーバーに働きかける
『仕掛け』作りを考えてみようかなと思っています

(今日はココまでにしておきまっす、次回への伏線!!!)     →ツヅク
by hayashi_kentarou | 2005-01-26 06:07 | 景観
<< →ツヅキはツヅク→ 「ブログ」する感じ >>


ライフログ